2009年3月26日木曜日

【本】ファストフードと狂牛病

<エリックシュローサー・草思社>
本当に自分の健康や自分の周りの人たちの健康を願うなら、
ファストフードは自らの口に入れるものとしては、選択肢に
は入らない…私はそう思っている。

食べ物の恐ろしいところは、食べ続けた結果がすぐには出ない
こと、5年、10年、20年たって出てくる結果があるということ。


この本に紹介されている、本来ならば草食動物である牛に、
死んだ牛でできた飼料を食べさせていたという事実。

日本マクドナルドの前社長の「日本のマクドナルドで販売される
食べ物は、ほとんどが輸入食材で作られている」という言葉。
どれもちょっと立ち止まって考えれば、恐ろしいこと…
同著者の『ファストフードが世界を食いつくす』も読んでみようと思う。


2009年3月25日水曜日

【本】格差なき医療

日本中で世界水準の治療が受けられるようになる日
<吉田晃敏・講談社>

旭川医科大学教授の吉田先生取り組まれてきた遠隔医療の変遷について詳しく書かれています。病院へのアクセスが本土よりも制限されている北海道において、どこに住んでいても最高の医療が受けられる、そんな医療格差のない社会をめざす先生の思いがあふれた内容だと思います。


「はじめに」に書かれていた「…さまざまな抵抗に遭うことになります。出る杭は打たれるどころか抜かる状態を経験しました。私は杭は打たれたとしても、抜かれないようにさえすればよいのだと必死でした。そんな私に勇気とパワーを与えてくれたのは、ほかならぬ一人ひとりの患者さんやその家族からの温かい感謝の言葉でした」という文章が心に残りました。



【本】貧困肥満〜下流ほど太る新階級社会〜

<三浦展編著 扶桑社新書>
データが豊富で、実際の事例を紹介している「ルポ」は、ちょっとびっくり仰天の人たちが登場。でも、これがまさに真実なんだと思う。
第1章【問題提起】貧困大国は肥満大国でもある
第2章【ルポ】こんな暮らしがデブの素
第3章【座談会】飽食から崩食、そして呆食へ

特に3章の内容は普段の食生活において注意すべき内容が沢山盛り込まれていました。


・今の若者は衣食住の中で食を一番軽視している
・人を楽しむ気持ちが食事をよくする
・痩せすぎが多い食事は太り過ぎも多い
・下流は固体が嫌い
・液状化する若者の食事
・下流が食べているパンは本当のパンじゃない
・食品添加物の摂り過ぎで体に毒がたまる
・ヨーグルトより糟漬けを食べよう
・疲れたときは何も食べるな
・食べることは生きること、和食で下流脱出

[食品添加物]
・現在私たちが口にする添加物の種類は約1500種、量にして年間約4㎏といわれていますが、添加物のよう な化学物質をこれほど大量に体内に入れて、体に何の影響もないとは考えられません。添加物には遺伝毒 性、発がん性、発がん促進性、アレルギー性、染色体異常などと関連するとされいるものがあります。  また、肝臓病の原因になることも多いと言われています。
・例えばコンビニのおにぎりは、ほとんどの場合古米を使っているのですが、おいしくするために化学調味料や酵素、また照りを出すために、乳化剤や植物油などが使われています。

2009年3月19日木曜日

【本】なにを食べたらいいの?

<安部司・新潮社>
際に加工食品の開発に携わっていた著者が
書いているだけに、すごくインパクトがありました。

・中国では経済発展による生活・食習慣の変化にともなって、都市部男子に四人にひとりが肥満になっています。7歳から18歳の男子2000万人が肥満児だということです。彼らもファーストフードや炭酸飲料が大好きなようです。中国の学齢期の児童で、高血圧は1790万人、糖尿病59万人、血脂異常は563万人にのぼるといいいます(『読売新聞』2007年2月7日より)。

・コンビニの数は、いまや全国で4万店舗以上。



★「ひふみ」の原則
「ひ」…非伝統的なものは食べない
「ふ」…不自然なものは食べない
「み」…未経験のものは食べない

★「しょうわそうす」
「しょう」…少食
「わ」………和食
「そ」………粗食
「うす」……薄味

2009年3月14日土曜日

【本】キッパリ!

<上大岡トメ・幻冬舎>

元気の出る本!

毎日の生活の中…ちょっとしたことなんだけれど、できていないこと、気づいていないこと等々そういうものを意識して変えてみる。頑張るパワーが出てくるかも。







[今日から心がけようと思った項目]
・今日出したものは、今日中にしまう
・忙しい時は「やらなかきゃいけないことを」すべて書き出す
・急いでいる時こそ、字をていねいに書く
・迷った時は、勇気のいるほうを選ぶ
・「遅い」「今さら」「どうせ」は禁句にする
・姿勢をよくする
・キレイな水を1日2リットル飲む
・気乗りのしないお誘いは、その場で断る。