2009年3月25日水曜日

【本】貧困肥満〜下流ほど太る新階級社会〜

<三浦展編著 扶桑社新書>
データが豊富で、実際の事例を紹介している「ルポ」は、ちょっとびっくり仰天の人たちが登場。でも、これがまさに真実なんだと思う。
第1章【問題提起】貧困大国は肥満大国でもある
第2章【ルポ】こんな暮らしがデブの素
第3章【座談会】飽食から崩食、そして呆食へ

特に3章の内容は普段の食生活において注意すべき内容が沢山盛り込まれていました。


・今の若者は衣食住の中で食を一番軽視している
・人を楽しむ気持ちが食事をよくする
・痩せすぎが多い食事は太り過ぎも多い
・下流は固体が嫌い
・液状化する若者の食事
・下流が食べているパンは本当のパンじゃない
・食品添加物の摂り過ぎで体に毒がたまる
・ヨーグルトより糟漬けを食べよう
・疲れたときは何も食べるな
・食べることは生きること、和食で下流脱出

[食品添加物]
・現在私たちが口にする添加物の種類は約1500種、量にして年間約4㎏といわれていますが、添加物のよう な化学物質をこれほど大量に体内に入れて、体に何の影響もないとは考えられません。添加物には遺伝毒 性、発がん性、発がん促進性、アレルギー性、染色体異常などと関連するとされいるものがあります。  また、肝臓病の原因になることも多いと言われています。
・例えばコンビニのおにぎりは、ほとんどの場合古米を使っているのですが、おいしくするために化学調味料や酵素、また照りを出すために、乳化剤や植物油などが使われています。

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