2012年2月13日月曜日

【本】50代にしておきたい17のこと

 
50代にしておきたい17のこと
<本田健・大和書房>

1.残りの人生でやりたいことを決める

2.不義理をする
   嫌ならノーという
   心が軽くなることだけやる
   「ごめんなさい」の達人になる

3.消去法で決める
   得意なこと、好きなことをする

4.昔の友人に連絡をとる

5.故郷を訪ねる

6.愛をはぐくむ

7.家族との軋轢を解消する

8.ロマンスを取り戻す

9.お金の計算をしておく

10.趣味をライフワークに進化させる

11.健康と向き合う

12.時間=命と考える

13.自分は何をのこせるかを考える

14.羽目をはずしてみる

15.20代の友人をもつ

16.本音で生きる

17.とことん楽しむ
   人生は思い出でできている
   人生で一番大事なものは思い出なのだという
   ことがわかれば、時間やお金の使い方の優先
   順位が変わるでしょう。


・…つまらない会合に出て、会議のあいだ中
「こんな所に来たくなかった」と思い続けるのか?
人からどう思われても、自分の好きな場所で
その時間を過ごすのか。そのどちらを選ぶか
で、どれだけ幸せになれるかが決まってきます。

・…今回の人生では何をするのか。
何をしないのか。
それをじっくりと見極めて、人生の総決算
に向かうことが、50代の課題といっても過言
ではありません。

・英語で“blessed life”…「祝福された豊かな人生」
という言葉があります。それは非常に充実した
「わが人生に悔いなし」とでもいえるような状態です。

あなたにとって祝福された人生とは、
どういう人生でしょうか。

望みどおりに生きられることが「祝福された人生」
かというと、必ずしもそうではないように思えます。
いろな失敗はあったけれど、それでも、与えられ
た環境の中でベストを尽くして、縁ある人に喜ば
れる人生……これが祝福された人生ではないでしょうか。

私たちは、ふだん何気ない日常の幸せを見落として
しまいがちです。何の心配もなく食べていけること、
眠れること、健康であること、家族がいること、
仲間がいること、仕事があること、国があること…
そうしたことを当たり前に思っています。

でも、あらためて考えてみると、それらはすべて、
自分に与えられた祝福です。
その祝福された環境の中で、自分には何ができるか。
その答えが、あなたの人生の意味になります。

自分の人生に意味があったと思えるもの。
それは家族かもしれないし、友人かもしれない。
偶然、たまたまであった誰かである可能性もあります。
その人たちとどういう縁をもち、何をするのか。
また、どういう思い出をつくるのか。それが、
あなたの人生の記憶として残ります。

これから後半の人生を生きるうえで大切なことは、
「嫌なことはやらない」と決めることです
少なくとも、嫌だと思うことに時間を費やすことほど、
つまらないことはありません。