2011年8月12日金曜日

【本】シンプルに生きる—モノを持たない暮らし—


















シンプルに生きる—モノを持たない暮らし
<ドミニック・ローホー・幻冬舎>

—シンプルな行き方は人生を豊かにする—

・モノは私たちの感動を入れる器です。
従ってその使い勝手の良さと同じぐらい私たちに喜びを
与えるものであるべきです。

・選ぶなら便利で頑丈、カラダにフィットし、多機能的なモノを。

・モノを購入するということは、つまり、自分のカラダの一部と
なるものを買うということ。

・ある高級かばんメーカーの販売担当者に言われたことがあります。
「法外と思えるほどの高い大きな買い物より度重なるガラクタ買いのほうが、
高くつく」と。そしていくら高くても、良い買い物はそれだけ人生に満足感
を与え続け、それを取り出して眺めるたびに喜びを与えてくれるものだとも。

・まずは手持ちの服の中から、中途半端な服、小さすぎたり、古すぎたり、
「すぎる」が付くものを処分しましょう。色あせた服を着ると老けて見えて
しまいますから、それも要処分のポイントです。

・カラダにフィットしていない服を着る女性は、それからくる不快感を紛ら
わせるために「食べる」のだとも言われています。また人生の80パーセント
で着続ける服はワードローブの中のたったの20パーセントだという話もあります。

<必要な服>
上着7着(ジャケット、レインコート、オーバー)
トップス7着(セーター、ポロシャツ、Tシャツ、ブラウス)
ボトム7着(パンツ、ジーンズ、スカート、ワンピース)  
靴7足(ウォーキング、ハーフブーツ、パンプス、サンダル、
室内履き、モカシン)
小物7点(パシュミナのストール、スカーフ、ベルト、帽子、手袋)


・毎朝、これから始まる1日に感謝しましょう。それが良い日になるか否かは問題
ではないのです。その1日を自分がどのように過ごすかが肝心なのです。

・怠けることは一種の贅沢です。天からの贈り物として受け入れ、味わうべきです。
ちょっとしたご褒美という感じで。

・お金はパワーであり、私たちが望もうが望むまいが、私たちの人生を築いて
いくための力です。

・自分らしいライフスタイルを持つことは生活を限りなく豊かにしてくれます。
ライフスタイルと美、このふたつは私たちが自分自身を高めていくために必要な
要素です。

・3つのキーワード
それぞれのモノはそれぞれの場所に
整理整頓は時間を節約し、記憶力を助ける
良い仕事は清潔で整頓された環境から始まる

<シンプルにするために>
1.嫌なことは引き受けない
2.モノを処分したり他人にあげたりすることに罪悪感を抱かない
3.洗面所には香水サンプルのコレクションを置かない
4.自分の家が火事になったと想定し、まず何を買うべきかリストを作る
5.その場合買わなくても済むモノもリストアップする
6.好きだけれど一度も使用したことのないモノは写真を撮って処分する
7.経験を欲求に照らし合わせた上で、迷いが出るモノは捨てる
8.一年間一度も使わなかったモノは全て捨てる
9.「大事なモノ以外何もいらない」をおまじないにする
10.「少なく」が「多く」をもたらすことを現実に実感してみる
11.欲求と必要の違いを区別できるようにする
12.自分にとって必需品と信じていたモノがなくてもどれだけ
「もちこたえられる」かを試してみる
13.可能な限り物質的なモノを排除する
14.場所を移動させただけで「片付けた」と思わない
15.シンプルにすることは「愛するモノを排除するのではなく、幸せの
ために役にも立たず、貢献もしないモノを排除するのだ」と言い聞かせる
16.取り替えのきかないモノはないということを肝に銘ずる
17.取っておくモノの数を決める(スプーン、シーツ、靴など)
18.それぞれのモノの置き場所を決める
19.空き箱、袋、空き瓶などをため込まない
20.家事作業を行うときの服は2揃い以上持たない
21.大事な書類関係、文房具や紙、領収書、地図、カセットテープや
DVDなどの行き場のないモノを整理する戸棚を一つ用意する
22.一つ々のモノを必要かどうかチェックする
23.常に「どうしてこれを取っておくのか?」と自問自答してみる
24.泥棒が入っても取っていくモノがないくらいにしておく
25.過去の買い物の失敗にとらわれない。それを捨てることで過ちを
償えばいい
26.自分の所有物を試しに全てリストアップしてみる
27.既に排除したモノ、捨てて後悔しているモノもリストアップする
28.想い出の品であっても、自分をイラつかせるモノから、
自分自身を解放しなくてはならない、と自分に言い聞かせる
29.良いモノをより良いモノと交換することを躊躇しない
そこで満足感が得られる
30.二流の選択を決して受け入れない
31.手元にお金があるときのみ買う
32.住まいが生き生きしている状態の中に変化が訪れる
33.品質の良さを長年示してきた伝統的なモノを信用する
34.これ以上段取りできないところまで段取りする。
他はすべてカットする
35.関わっている様々な活動の数を減らす
36.新規に購入するものは嵩、重さ、大きなにおいて小さい
モノにする
37.余計な装飾品は捨てる




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