2013年4月7日日曜日

【本】先送りせずすぐやる人に変わる方法

















2013(9冊目)
先送りせずすぐやる人に代わる方法
<佐々木正悟・中経出版>


・優先度を比較する前に動き始めてしまう。

・大切なのは「現状」よりも「先読み」すること。

・やる事をすぐに実行できるところまで分解する
すぐできないとき漠然と思い描くのではなく、分解していって、
すぐできることを探してみてください。

・とにかく夢をできるだけ分解していくことです。
そうすれば、おのずとすぐやることが明らかになるはずです。
夢を紙に書いただけで満足していては、
何もしていないことと同じなのです。

・このように「最初の一歩」を踏み出すための作業を「誘導タスク」
といいます。そして自分がやりにくいと思う作業いは「誘導タスク」
を仕掛けられないか工夫してみると良いでしょう。

・すぐやる人はモノが少ない
モノの多すぎる時代なので「保存すること」の価値は低くなっています。
分け隔てなく何でも取っておく人には逆に不利な時代なのです。
これは「すぐやる」ことと深く関係しています。
すぐやれないというのは、すべきことを選択できていないということです。

・結果を気にしない
筋トレだって、ダイエットだって、英語学習だって、すぐに効果が出る
わけではありません。効果にフォーカスしてしまうと、すぐに挫折して
しまいます。そうではなくて「数」にフォーカスする。何キロやせる、
ではなく、何キロ走る。腹筋が割れるようにするのではなくて、
毎日100回腹筋運動をする。結果にこだわると次の一歩が出なく
なる恐れがあるのです。

・リスクを減らす
…電話をした後の自分のメリットの大きさを考えてみるのも効果的です。
電話をしたらスッキリする、アポが取れる、などの電話後の楽しみを考
えると電話しやすくなります。

・タスクリストの構造化をする
タスクリストの構造化とは、作業の順番や段取りをハッキリさせる
ということです。仕事を正しくすぐにやるために、まず構造化、
階層化してみましょう。

・現状維持をしながら動く
…現状からの変化を小さいものにするというわけです。
一気にかわることができないのであれば、
少しでも「変える」ことが重要です。

・「そもそも」を考える
より根源的なモチベーションを発見していきながら動くことが
成功の秘訣なのです。
※モチベーションの根源

・「すぐやろう!」ではなく「まず準備しよう!」という意識に
切り替えてみるといいでしょう。→スタンバイ状態をつくる

・…メールに限らず完璧主義になってしまうと最初の一歩が
なかなか踏み出せなくなります。完璧は追求しだすとキリが
ありませんし、特にメールなど相手があるものは、正解などないに
等しいので、できる範囲でベターな選択をするべきでしょう。

・動いていることを示さないと相手にとっては
何もしていないことと同じ。
…見えない仕事はやっていないことと同じなのです。
完璧を目指しすぎてなかなか形にならない人は、
相手から見ればゼロに等しい。
やっていないことと同じと、とらえられてしまいますから、
注意しましょう。

・すぐやる人は肩の力が抜けている。

・仕事から脱線するような選好逆転を遠ざけて、
仕事に取り組めるような選好逆転をつくり出すということです。
具体的にはノートパソコンにやるべきことを書いた紙を
はさんでおく→朝に何も考えていなくても、ノートパソコンの
メモを見れば書いていあることを始めるという可能性が高く
なります。

・ブラウザではなく仕事のフォルダーを開く

・「減らす技術」(ディスカバー21)でも、やりたい
ことを3つに絞ることを推奨しています。
人生は長いといえども有限です。やらないことを決めることで、
やれるようになる、ということも覚えておいてください。

・とにかく脱線することを避けて、一つのことだけをやる。
そのための環境を考えることです。

・すぐやれないというのは、すぐやる決定(決心)ができて
いないからなのです。

・デスクトップにアイコンがずらっと並んでいたり、
資料が机の上に色々あったりすると「仕事をした気」に
なります。それが危険なのです。まわりからも仕事をして
いるように見える。でも実際は頭の中は混乱していて、
肝心の仕事はいっこうに進んでいないということが
起こってしまうのです。

・実行までのハードルを下げる

・脳には自分のカラダの状態を自分で見て、
カラダの状態を知るという働きがあります。
「自分は元気だよ」「やる気に満ちあふれているよ」という
ことを視覚を通して教えてあげると、脳はそのように
認識します。何となく何もする気が起きないというネガティブ
なときは、鏡の前で、まず上を向いたり、胸をはってみたりす
るとポジティブになれるかもしれません。

なかなかやらない人→危機好きのタイプ→追い込まれた時の
活性状態がモチベーションになっている。
=作業を一気に片付けた後の爽快感や達成感を脳が覚えている
からです。リスク特有の心理的覚醒感がクセになるのです。
これは中毒とか依存めいたところがあるため厄介です。

・仕事をためずに「すぐやる!」
→仕事をためる量を少しずつ減らす。

・デッドラインがないとできない人は、自分の部屋の掃除ができない
→掃除に明確なデッドラインがないから。
デットラインがないとできないというのは、過度に「他人志向」的
ということでもあります。
デッドラインに依存しているということは、他人に依存している
ということです。
他人の力を借りずに「すぐやる」ためには、自分で設定したデッド
ラインでできたという経験を多く持つことです。この自己実現経験
を積んでいけばいいのです。小さなことからでいいので、自分で
デッドラインを設定して、それをクリアしていきましょう。

・言い訳しない!!
言い訳を続けていると、自己暗示が強化され、抜け出せなくなる。
何かを始めるときにすぐやれない理由を並べ立てて、すぐやれない
人に結果的になっている人も多くいます。
「すぐやれない人」というレッテルを自分ではっているのです。

・「すぐやったこと」で快感を得てきたことの多い人は、
すぐやる人になります。
すぐやることでいい気分を味わうという経験を増やしていくことが
重要になるのです。

・自分は「すぐやる人だ」と決める
こうしたセルフイメージは人の行動に大きな影響を及ぼします。

★自分はすぐやれるんだ!と思い込む。そして小さなことからで
いいので、少しずつ実践していくことです。経費精算だけは、
誰よりも早くすませる。毎朝のジョギングだけはパッと起きて
始める。ランチのメニューをさっときめる、というところから
始めてみてもいいかもしれません。
…あなたはいまこの瞬間から「すぐやる人」です。

・すぐやるには→音楽を聴くなどして覚醒レベルをあげ→一つの
作業に集中する。

・「楽しい」と思ってやる!!→タスクへのアンカリング
やること=楽しい…といった具合に、タスクと心理状態とを
結びつけること(アンカリング)。

・多すぎる作業量、不安、完璧主義など、色々な要素が絡み合って、
仕事は先送りされてしまいます。中でも「成功への期待と失敗への
恐怖(その葛藤)」は仕事をすぐにやれない大きな原因。

・やりたくない理由の中で、最大のものを書き出してみる。
すぐやれないのであれば、「すぐやれない理由は何だろう」と
立ち止まって考えて見てください。おのずと答えは見えてくる
はずです。

★なぜ「すぐやれない」のかを分析する
すぐやれない大きな理由4つ
1)選択できていない→やることを一つに絞る
2)決定できていない→きちんと選択し、やる!と決心する
3)準備でいていない→すぐやるための準備が不可欠
4)実行できていない→実行できてないのは1)〜3)のどの
  段階でひっかかっているかを分析する

★すぐやれるかどうか?→すぐやったことで快楽を得られるかどうか?
「行動・動作」→→→「快楽・ごほうび」

・タスクは何も考えず上から順番に一つひとつ丁寧につぶしていきます。
=タスクを付箋書く(付箋だと並び替えが可能)



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