2011年8月19日金曜日

【本】シンプルに生きる-美しいからだをつくる-
















シンプルに生きる-美しいからだをつくる-
<ドミニック・ローホー・幻冬舎>

・美しさとは、知性の表れでもあり、内側からにじみ出てくるものです。

・カラダは自分を宿す「住まい」のようなものです。

・顔の表情や癖を意識する
自分の顔の表情を意識することはとても大切なことです。
例えば緊張した表情、それは顔に出るだけでなく緊張感
そのものを持続させてしまいます。顔面の緊張感を消すことができると、
不思議とそれは精神面においても消滅します。それでもしにこやかな
表情を周りに振りまくことができたら、あなたは幸せな気分になり、
周りも微笑み返してくれるでしょう。

・洗練された動作
見ていて気持ちの良い人というのは、得てしてその人の造形美
よりはむしろその身のこなしと顔の表情からきていることが多い
ものです。

・美容のためのケアを始める前に
家計管理と同じように自分の健康と美容を、記録しながら
管理するというわけです。プロの手を借りるケアと、ひとりでも
できるものとを賢く分けましょう。すべてが良識の問題なのです。
多くの女性が一方ではダイエット製品に散財しながらその一方
で山のように甘いものを食べています。美容もダイエットもまずは
頭の中と生活を生理整頓し、心理的、感情的そして臨床的な
要因をさぐってみるべきです。

・マッサージするときも、動作に意識を集中することが大切です。
花に水をやるときに話しかけるように、スキンケアも肌を慈しみ
ながらすると、肌がより輝きを増してきます。私たちの肌もヘア
も、カラダと環境、そして特に思考と密接に繋がっているからです。

・皮膚は感情の器官であり、それを構成する細胞ひとつひとうが
トラウマを記憶しているといいます。現代医学は脳の記憶とは別
に細胞レベルの記憶があることを突き止めています。細胞の
ひとつひとつが事実を記憶し、喜びや悲しみを感じ、その時々
の私たちの気分に反応するというのです。この研究で有名な
アメリカの医師、クリスチャン・ノサップ女史は、例えばマッサー
ジを施すことにより細胞が受けた傷を癒すことができる、と説明
し、入浴やブラッシングも同じ効用があるとされています。
美しく、賢く、健康でいられることを自分なりに受け入れ感謝
しましょう。そして日々自分を向上させるために努力しましょう。

・量より質の食生活

・やせるための唯一の方法とは「自分を労わること」

・最も重い病気は己の体に無頓着でいることである。
(モンテーニュ)

・やせた状態を保つためにはまずは食事を軽くする必要
があります。努力と結果は言葉で表現できないほどの満足感を
与えてくれるでしょう。栄養過多の食事はそれを消化し吸収する
ために課からだに絶え間ない負担をかけ続けてしまうもんです。
取り除かれなかった毒素が風邪やリューマチ、関節炎や動脈硬化、
ストレスや癌の原因になるとさえ言われています。

・カラダで一番丸みを帯びている部分は他よりも触ると冷たい
ものです。脂肪は血行も悪くするのです。

・食べる量を少なくすることは消化器官を健やかに保ち、
老廃物の炎症機能を促進させます。
解放されるということは誘惑に勝つことなのです。
この件に関してはドクター・カトリーヌ・クスミンの素晴らしい
本を一読することをお勧めします。

・食事は質素に洗練されたものを

・美しい環境の中で優雅に食べる

・ゆっくりと時間をかけ、優雅に
善く食べるということは、優雅に、ゆっくりと時間をかけて
食べ物とカラダを尊びながら食べることです。食べ方を
コントロールすることは、体重をコントロールすることに
繋がります。

・断食をするのは…
体重を減らすため
身体的にも精神的にも気分がよくなる
カラダの組織を休ませてあげる
消化機能を改善する
清清しいまなざしになる
透き通るような肌になる
息が爽やかになる
てきぱきと考えられるようになる
より適切な食生活を開始できる
自制心が鍛えられる
アンチエイジング効果がある
コレステロール値を正常化する
不眠症や他のカラダの緊張状態を改善する
より活発に生きることができる
必要なものだけを消費することをカラダに学ばせる

・空腹の状態を学び直す
 →空腹を感じるときのみ食べる

自分にあった生活のリズムを取り入れるようにしましょう
カラダを満足させる食物(魚、野菜と新鮮なフルーツ、ハーブ、
良質なオイル、週に1、2回焼いた肉を100グラム)をできるだけ
摂るようにし、旺盛な食欲に任せて食べることはやめましょう。

ほとんどの人が不安や退屈を紛らわすために食べています。
人生の悩みに対処する難しさの表れが肥満とも言われています。
ストレスとスピード、この二つが私たちの最大の敵なのです

あまりにも速い「強硬な」行き方は、私たちの細胞組織も同じ
速さで劣化させてしまいます。
時間を十分にとりましょう。
ストレスを避けましょう。
ノーと言えるようになり、シンプルで見た目もきれいな料理を
たくさんつくりましょう。
食物は私たちの敵ではありません。それどころか私たちが
一番信頼できる医者なのです。

空腹を感じたときにのみ食べるようにしましょう。
一口一口を味わって食べましょう。そして
空腹感が消えたら食べるのをやめましょう。

そのときに食べたいから食べるのではなく、自分の胃袋が要求し
ているときのみに食べることを学びましょう。
簡単に聞こえますが、これは生易しいことではありません。
まずは「空腹」感と十分に食べた後に感じる「充足」感を
識別できるようにします。カラダが要求している状態と、自分が
「食べたい」と欲している状態を区別できるようにならなくては
なりません。

0 件のコメント: