2010年5月24日月曜日

【本】なぜいいことを考えるといいことが起こるのか
















なぜいいことを考えると「いいことが起こる」のか
<和田秀樹:新講社>
 サブタイトルには“自己評価の高い人ほど成功する!”  すなわち、
無意味に悲観的になるより、いつも「いいこと」を考えるクセをつけましょう!という筆者の提案をまとめた1冊です。
   ↓
・つまり、人間は自分を幸せだと思えば身の回りは「いいこと」で満たされるのです。

・「だまされたらどうしよう」「裏切られたらどうしよう」「損をしたらどうしよう」「失敗したらどうしよう」といった具合に、悪い想像をふくらますことでいつまでも「悪いことに」縛られ続けてしまうのです。でもこの場合、動かないかぎり不安は消えません。「だまされたらそのときのことだ」と考えて、どにかく一歩踏み出す。行動することでしか「悪いこと」は消えません。

・能力が同じなら、自分に自信をもった人間が必ず伸びていきます。

いいことを考える人間にしか、「いいこと」は起こらないのです。

・自分には無理…と考えたら、そこで終わり
俺には無理と考えたら、その時点ですべて終わりです。無理かどうかはやってみなければわかりません。そして、やってみた人だけが確実に自分をステップアップさせることができます。

・自分がうまくいった理由を考えよう(→その理由を自分なりに分析することで、次もうまくいく道筋がみつかります。つまり「いいこと」が続くようになるのです。

・「いいこと」が起こる人は、周囲に肯定感をもった楽観的な人間関係を築いています。一人の「いいこと」がみんなの「いいこと」になって、それで「損した」と考えるような人は度量の狭い人でしょう。十人が十の「いいこと」を出し合えば、一人で一つの「いいこと」に満足しているよりはるかに幸せな空気をもった人生を送れるし、色々ないいことの秘訣がつかめて、チャンスも十倍に広がってくるからです。

・いつも「いいこと」が起こる人は、自分の「いいこと」をオープンにできる人。そういう屈託のなさを持
ち合わせています。

・自分に期待できる人に「いいこと」が起こる=ピグマリン効果
「私には能力があるんだ」「きっとできるはずだ」と暗示にかけることで、壁にぶつかってもそれを乗り越とする勇気が湧いてきます。そうすれば、たとえ失敗しても必ず何かの手応えを感じることができます。
「もう少しだった」」「大丈夫、越えられない壁ではない」と自分を励ますことができます。この繰り返しが自信に繋がるのです。

どんな場合でも、一番いいと思ったことを実行に移す。
これはとても大切な習慣です。
明快で、迷いが消えます。即座に判断できて即座に行動に移せます。
自分自身もスッキリするし、長い目でみれば、結局は周囲の人の理解や共感を得ることになります。
他人に対してだけでなく、自分自身に対しても正直な人が、いつも心煩わされることなく「いいこと」を考えることができるのです。

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